ウェディングドレスの決め方・選び方

結婚式場は、基本的にカップル二人で決めます。結婚式を挙げるのは、花嫁と花婿の二人ですから、基本的にはこの二人で式場を決めます。

しかし、結婚式というのは、二人のためだけにあるものではありません。二人だけで挙げる海外挙式ならともかく、国内で式場を探し、ゲストを招くタイプの結婚式なら、やはり「両親の意向」も聞いておいた方が良いでしょう。

例えば、こんなケースがあります。

新郎の実家が関西、新婦の実家が東北、そしてカップルが住んでいるのは関東。この様なケースだと、いくら新郎新婦が「関東で式を挙げたい」と考えても、両親が地方での挙式にこだわり、揉めてしまうということも。

こういう場合は、自分たちの意見だけを出して押し切るのではなく、両親の意見も聞いて妥協点を見つけないと、後々の結婚生活に遺恨を残すこともありかねません。また、結婚式場に対する考え方が合わず、破談になってしまうカップルも。

新郎は実家の両親を重んじての結婚式を挙げようとし、新婦は自分が思い描いていた結婚式を挙げようとする。こうしたケースだと、それが意見の相違となり、別れに繋がってしまう可能性もあります。

これらのケースをみても、どちらかのみの意見で式場を決めてしまうのではなく、カップルと両親それぞれの意向を聞いて、式場を決めるケースがあることが解ります。

両親の口出しはどほどに

結婚式場で揉めるケースのひとつに、「双方の実家が口を出しすぎる」ということが挙げられます。

上述していますが、息子や娘の結婚式に夢を描きすぎるあまり、過剰に口を出して自分たちの意向をおしつけ、結果的に「破談になってしまった」ということも。これでは、子供の幸せを壊してしまうことになります。

現実的に、「親の口出しのせいで別れることになった」「結婚式を挙げるのがいやになった」などのカップルは少なくなく、このことが両親と子供の関係を悪化させることも。

子供の結婚式に夢を持つのは当然ですが、結婚式はあくまで「当人たちのもの」であり、「子供には子供の夢があるのだ」ということを忘れてはいけません。

自分たちのことばかり考えない

結婚式場を選ぶ時は、新郎新婦だけの都合だけではなく、両親の意向や招待客の都合なども考慮しなくてはなりません。

恐らく、すべての人に対して良い条件の結婚式を挙げることは難しいでしょう。

でも、できる限り招待客の都合を考えて行動することも、大切なことです。